フリーランスを目指す人に必見！Webスクール22選【2024年最新】

「フリーランスとして独立したいけど、おすすめなスクールってある？」

「スキルはあるんだけど、独立をサポートしてくれるスクールってある？」

このように、フリーランス独立に向けてのスクール選びで迷ってはいないでしょうか？

本記事では、フリーランスとして独立を目指す人におすすめのスクール〇選を、それぞれの目的に合わせて紹介。

筆者であるMasadhiが、フリーランスとしての7年間の活動をしてきた経験も交えて解説をしていきます。

この記事を読むことで、自分が通うべきスクールを見つけることができます。

ぜひ、最後までご覧ください。

「プログラミングスクール」6選

① 老舗のマンツーマンスクールだから安心して学べる「SAMURAI ENGINEER(サムライエンジニア) フリーランスコース」

SAMURAI ENGINEER (侍エンジニア)は、2013年に設立された日本初の専属マンツーマン指導に特化したプログラミングスクールです。累計指導実績は45,000名以上と豊富で、多くのITエンジニアをサポートしてきました。

転職コースやフリーランスコースなど、さまざまなニーズに対応するコースがあり、目的に合わせたカリキュラムでの受講が可能です。転職コースでは転職成功率が99％と高いため、安心して受講ができそうです。

ちなみにフリーランスコースでは、案件の獲得方法から、案件獲得後のクライアントワークの方法が学べます。

② 在籍中にアプリ開発の実績が積める「COACHTECH(コーチテック)」

COACHTECHは完全未経験から現場レベルのスキルを身につけ即戦力のフリーランスエンジニアを目指すプログラミングスクールです。

受講生の90%が未経験者であり、挫折率は3％と、これからプログラミングを覚えたい人にとっても続けやすい環境が整っています。

カリキュラムは基礎学習タームと実践学習タームに分かれています。模擬案件開発を通じて実際の開発現場に近い経験を積むことができるため、実践的なスキルが身につきます。

受講期間は3ヶ月から12ヶ月まで選べ、柔軟なスケジュールで学習が可能です。

③ 即戦力のフリーランスを目指せるカリキュラムで学べる「tech boost(テックブースト)」

Tech Boostは、未経験から即戦力のフリーランスエンジニアを目指すプログラミングスクールです。

最難関であるフリーランスを目指すことで、会社員では得られないスキルを身につけることができ、その結果好きな働き方を選べるといった考えのもとスクールを運営しています。

コースは、実践的な開発が学べる「ブーストコース」と教養として学ぶ「スタンダートコース」の2種類。それぞれの目的に合わせて学習をすることができます。

④ 稼ぐことに特化したカリキュラムで学べる「RaiseTech(レイズテック)」

RaiseTech（レイズテック）は、最速で稼げるようになるための実績的なプログラミングスクールです。

実際に月単価80万円以上を稼いでいる現役のプロ講師から現場で通用する技術やスキルを学びます。

また、チャットでの質疑応答やオンライン授業なども無期限・無制限で受けられるため、サポート期間を気にすることなく、仕事と並行してフリーランスを目指したい人も、自分のペースに合わせて学習を進めることができます。

⑤ 週に2回のメンタリングでモチベーション管理ができる「DMM WEBCAMP」

DMM WEBCAMPは、DMMグループが運営するオンラインプログラミングスクールです。2014年に設立され、これまでに8,000名以上のIT人材を輩出してきました。

PHP・laravel、Pythonといった各言語を学べるコースや副業・フリーランス向けのコースなど様々なものが用意されているため、自分の興味に合わせて選択することができます。

ちなみに、副業・フリーランスコースでは、案件獲得などのノウハウも学べることができ、卒業後にも継続してメンタリングが受けれるため、安心して案件に取り組むことができます。

サポートは、専任のメンターから1回25分で週2回の定期的なメンタリングが受けられるほか、無制限で添削も受けられるため初心者でも安心して学習が進められます。

⑥ アウトップット主体の反転授業で実践的なスキルが身につく「ZeroPlus(ゼロプラス)」

ZeroPlusは、未経験から副業フリーランスを目指すプログラミングスクール。年間500名のエンジニアを輩出しており、受講生の6割以上が学生とのこと。

現役のフリーランスが監修したカリキュラムで、営業や要件定義、Webデザインやコーディングまでのフリーランスとして活動するのに必要なノウハウが一貫して学べます。

「反転授業」という従来の学習サイクルを反転させて授業をおこなう方法を採用しています。

従来型の学習だと授業でインプットを行い、課題としてアウトプットを行うという方法が一般的。

一方、「反転授業」の場合、課題でインプットをしてきて授業でアウトップットを行い、先生に指導からのフィードバックをもらうといった方法のため、実務レベルのスキルを効率的に習得できるように設計されています。

「Webデザインスクール」おすすめ5選

① 卒業制度がなく教材やサポートの利用ができる「クリエイターズファクトリー」

クリエイターズファクトリーは、卒業制度がないWebデザインスクール。質問やレビューに回数制限などがなく、無期限でサポートが受けられるため、それぞれのペースに合わせて学習が続けられます。

Webデザイナー講座の中にもフリーランスコースや転職コース、副業コースなどが用意されており、自分の目的に合わせて学習カリキュラムを選択することができます。

ZOOMやオンライン自習室を活用して少人数で作業会や相談会もほぼ毎日実施しています。

また、拠点は大阪のみになりますが、通学とオンラインの両方の受講スタイルを提供。自分の学習しやすい環境に合わせて選択することができます。

授業はLIVE形式で行われ、リアルタイムで講師から直接のフィードバックが受けられるため、問題もすぐに解決することができます。

② 20年以上の教育ノウハウで安心して学べる「デジハリONLINE」

デジハリONLINEは、通信講座を通じてWebデザインやCG、映像、プログラミングなど多岐にわたる分野が学べるオンラインスクールです。

1994年に設立した「デジタルハリウッド」が運営しており、20年以上の教育ノウハウを活かして実践的なカリキュラムを提供しています。

学習は動画教材で学べるほか、ライブ授業などもあるため、講師と直接コミュニケーションをとりながらリルタイムで疑問を解消できるため、より深い理解が得られます。

わからないことがあればチャットツール「Slack」でいつでも質問可能。テキストでの質問が難しい場合は、予約制でZoomの個別相談なども受られます。

③ 女性限定のコミュニティで学べる「SHElikes(シーライクス)」

SHElikesは未経験からITスキルを身につけてキャリアップするための女性向けのキャリアスクールです。

最大の特徴はWebデザインやマーケティング、動画編集など45以上の職種のスキルを定額制で学び放題。日々の学習は動画カリキュラムで自分のペースで学べます。

少人数制の月1回のコーチングで、目標までの進捗やネクストアクションを報告したり、現状の課題の相談などができます。

また、もくもく会というオンラインでの勉強会も定期的に開催。Webデザインに関するもくもく会は、ほぼ毎日開催されているため実際の作業でつまずいた時でも講師に直接聞くことができるためひとりで悩んでしまう心配もありません。

④ 現役デザイナーから週に2回のメンタリングで手厚く学べる「DMM WEBCAMP」

DMM WEBCAMPはWebデザインコース未経験からプロのWebデザイナーを目指すオンラインの学習プログラムです。

Webデザインコースは、Webサイトの設計やデザインをおこなう「デザインコース」と、制作したデザインを元にコーディング技術を用いてHPに公開する「サイト制作コース」がひとつになったコースです。費用や目的に合わせて、片方のコースのみ受講することも可能です。

コースは4週間から32週間までのプランがあり、受講生のペースに合わせて選ぶことができます。

質問はチャットで24時間対応。採用通過率24％の厳選された現役のデザイナー講師が週に2回のメンタリングで直接サポートするため挫折しづらい環境が整っています。

⑤ 少数担当制の専属コーチなので回答が早い「WEBCOACH(ウェブコーチ)」

WEBCOACH（ウェブコーチ）は、Webデザインの他にもプログラミングやWebマーケティング、動画編集など、フリーランスに必要な40以上のスキルを学べるオンラインスクールです。

Webスキル以外にも案件獲得や税務などキャリアアップに必要な11種類のビジネススキルに関しても学べます。教材は卒業後でも半永久的に閲覧が可能です。

質問に関しては、採用率6.4％の現役のフリーランスの専属コーチがマンツーマンで対応。一人ひとりの状況や能力に合わせて指導を行います。

月に2回、対面でのオンラインコーチングがあり、学習の進捗管理や学習の疑問にも回答してもらえるので、挫折しづらい環境が整っています。

「Webライティングスクール」おすすめ5選

① 部分添削が無制限に受けられる「web+(ウェブタス)」

未経験から副業で月10万円を目指すWebライタースクールです。

検索の際上位に表示させるSEOライティングの方法や、ライターをマネジメント・管理する立場であるWebディレクターについてなどキャリアアップの方法までオンラインで学習できます。

実際のクライアントワークを想定して、記事執筆から納品までの流れを疑似体験することができるので、安心して実案件に取り組む準備ができます。

プロのWebライターから2種類の記事添削を受けられます。まず、自分の弱点のみに絞って無制限の添削が受けられる「部分添削」。次に、制作した記事を総合的に全6記事の添削をする「総合添削」です。このように何度も添削を受けることで、最短最速でプロのライティングスキルが身につきます。

② 自分の目的に合わせたオーダーメイドのカリキュラムで学ぶ「パーソナルWebライティングスクール」

年間200社・5,000本以上の記事を制作している株式会社REPLUSが運営をするマンツーマンのWebライティングスクールです。

すべての受講生に共通する教材などはなく、それぞれの理想の働き方やお悩みに合わせて課題を設定をしたりオーダーメイドのカリキュラムを作成。

24時間対応のLINEでの質問と現役で活躍しているプロのライターから週1回(全8回)のマンツーマン指導のサポートが受けられます。

受講期間中は添削回数も無制限。アウトップットとフィードバックを繰り返すことで実践的なスキルを身につけることができます。

③ 卒業後3ヶ月間の仕事保証が受けられる「Webライター養成講座」

Webライター養成講座は、Webメディアを自社で制作・運営するWeb制作会社である株式会社Hayakawaが運営するWebライティングスクールです。

一般的に1文字1~3円の文字単価が多い中、5円以上の高単価案件を受注しているプロのWebライター講師が、プロの視点から一人ひとりに丁寧に添削をおこないます。

コースは全部で3種類。自分の目的に合わせて受講可能です。ライティングの基礎を学ぶ「Start-up」。プロレベルのライティングを身につける「Work Lite」。プロレベルのスキルを身につけることに加え、卒業後3ヶ月間の仕事保証がついている「School×Work」

それぞれ、教材の内容や添削回数、卒業後の案件保証の内容などのサポートの手厚さに応じて料金も異なります。

④ ライターに必須な基礎思考力を体系的に学べる「YOSCA(ヨスカ)」

YOSCAは2ヶ月で月5万円を目指すライティングスクールです。

YOSCAでは、「LOPREQ（ロプレック）」というオリジナル採用。プロのライターが身につけるべき4つの基礎思考力を体系的に身につけていきます。

動画教材のみで学ぶ「セルフコース」、定員20人の集団のオンライン授業で学ぶ「スタンダードコース」、講師とマンツーマンで学べる「マンツーマンコース」が全3種類のコース用意されており、自分の目的に合わせた受講が可能です。

合計添削回数5回と、修了後の1年間のLINEサポートに関しては、全コース共通です。

⑤ WORDGYM×ユニークライティング

WORDGYM×ユニークライティングは、数多くのメディア運営を成功させてきたユニークキャリア株式会社が提供する「ユニークライティング」とマンツーマンサポートが得意の「WORDGYM」とのコラボスクールです。

ユニークライティングの教材は、Webメディアの事業売却経験をもつ京大卒のWebライターが制作を監修。プロの講師からマンツーマンで指導してもらえるため、確実に実践的なスキルが身につけることができます。

動画の閲覧とレポートの提出が済んでいないと次の講座に進めない「クエスト形式」での学習方法を採用しており、RPGゲームのように敵を倒していく感覚で、課題感を持って楽しく学習が進められます。

卒業後には、案件の紹介のみならず、営業の代行などもおこなってもらえます。営業が苦手な人に代わってWORDGYMのディレクターが案件を獲得。チームを形成して案件をこなしていきます。

「動画編集スクール」おすすめ3選

① WebCMなどのアニメーション制作で高単価のクリエイターを目指す「MOOCRES（ムークリ）」

未経験から4ヶ月でプロの動画制作者を目指す動画制作スクールです。

MOOCRESでは、一般的なカット・テロップといったYouTubeなどの編集だけではなく「After Effects」というアニメーションソフトを中心に学習を進めていきます。

アニメーションを駆使した動画制作の方が一般的な動画編集よりも高単価の案件が獲得しやすい傾向にあります。

学習方法は、オンラインとオフライン(東京、大阪、名古屋)が選べます。どちらとも最大6名の超少数クラスで学習をするので、講師から手厚く学ぶことができます。

② 受講期間中に稼げる動画編集者として活躍できる「デジハク」

デジハクは、180日の長期間のマンツーマン指導で稼げる動画編集者になれるスクールです。

デジハクでは、採用通過率3%以下の厳しい基準を満たした現役フリーランスが専属講師として日々の学習をサポート。

スキル習得までのサポートのスクールが多い中、デジハクでは案件の獲得から納品までといった実際の案件をこなしていく期間もサポートが受けられます。卒業後には完全に自立した動画編集者として活動することができるでしょう。

このような手厚いサポートから92%の受講生が受講期間中に案件獲得もできています。

③ 企画、撮影、編集までワンストップの動画制作ができる「MOVA(ムーバ)」

MOVAは、6ヶ月間で動画制作スキルと案件獲得スキルを身につけ、独立を目指すためのスクールです。

撮影や編集といった動画の制作スキルのみならず、企画や構成などの工程も学習。個人で一から動画を作り上げるスキルが身につきます。

受講生20人と共に教室で学習をおこなうので、同じ動画クリエイターを目指す仲間と共に学習を進めることができます。教室は東京都と福岡の2拠点です。

「総合型スクール」おすすめ3選

① 隔週のオンライン面談でモチベーション管理を「ウェブフリ」

ウェブフリとは未経験からWeb業界のフリーランスを目指すオンラインスクールです。

WebデザインやSEOライティングコースなど全7コースから1つのコースを選択が可能。自分に合ったスキルが選択できます。

学習の疑問は専任のフリーランス講師にいつでもチャットで相談可能。2週間に1回の隔週でおこなわれる定期面談で学習の進捗報告などのモチベーション管理などもおこなってもらえます。

また、受講期間中には講師監修のもと実案件にとりくむことができるので、案件受注や納品するスキルも高めることができます。

② 安く手軽にスキルを学びたい人におすすめ「デイトラ」

デイトラはWebスキルを身につけたいひとにおすすめの業界最安級のオンラインスクールです。

コースは全15種類。Web制作やWebデザインなど通常のWebスキルが学べる「スタンダードコース」が10種類。営業支援や転職支援など通常スキルに加えて、さらなるスキルアップをしたい人におすすめな「アドバンスコース」が5種類といった内訳になります。

マンツーマンサポートではありませんが、受講開始から1年間のチャットサポートつき。現役で活躍するプロの講師から質問の回答が得られます。

③ 個性とスキルを活かして理想のフリーランスを目指せる「STAND(スタンド)」

STANDは、個性やスキルを活かして理想のフリーランスを目指すマンツーマン完全個別型の起業スクールです。

STANDの独立メゾットでは、まず才能診断ツールの活用や専任講師とのセッションを経て市場で受け入れられる個性を見極め。その後、37種類以上のパーソナライズされた集客手法の中から、自分に合ったマーケティングをおこなうことで、自然体で稼ぎ続けられるサービスが完成します。

サポート期間は8ヶ月。個性研究とマーケティングに精通した現役のフリーランス講師とのセッションが14回も受けられるなど手厚いサポート受けながらフリーランス独立が目指せます。

未経験の人がスクールを卒業してフリーランスとして稼げるようになるのか

稼ぐといっても人によって定義や金額は様々なので、一般の会社員の給料程度の月収20~30万円程度が安定的に稼げるかという前提で解説させていただきます。

結論からいうと、スクールを卒業した直後にそういった状態になるのは、大半の人にとっては難しいかなと思います。

理由としては、以下2つです。順番に解説をしていきます。

1. スクール卒業直後で実績が少ないため、低単価の案件が基本になってしまうこと
2. 営業やWebマーケティングなど、自身を売り込む力がないことが挙げられます。

稼げない理由①｜実績がなく低単価案件が基本になるから

実績がない初心者が採用されるのは、ほとんど低単価の案件。毎日休まず1日中作業してギリギリ届くかといった感じです。

理由としては、仮に良い単価での案件を募集するとなると、ある程度実績を抱えた人たちが多く応募することになるため、わざわざ実績がない初心者を採用する必要がありません。

また、以下のようにクライアントからすると実績のない不透明な初心者に発注をするのはリスクが大きいです。

• 最後まで案件こなせるか、納期に間に合うか
• 修正手間がかかりそう
• コミュニケーション面が不安

実績があることで「これだけの能力があれば、スキルとして問題なさそうだな」「実案をこなしているからコミュニケーションも問題なさそう」など、クライアント視点で考えると実績があることが発注する上での安心材料になります。

そういった理由から、初心者がスクール卒業直後にいきなり稼げるということは少なく、基本的には低単価で実績を積み上げていく下積み期間が必要であることを理解しておきましょう。

質の高い実績が積みあがっていけば、単価も段々上がってきて、安定的に稼げるようになります。

稼げない理由②｜営業・Webマーケティング力がない人がほとんどだから

スクール卒業直後の人では、ビジネススキルが身についていないため高単価での案件が取りづらかったり、案件が継続しない傾向にあります。

フリーランスのよくある間違いで「スキルが高ければ稼げる」というものです。

前提として、スキルの高さと収入は比例しておらず、スキルと同等もしくはそれ以上に商品を売る力となる営業力やクライアントワーク、マーケティングスといった「ビジネススキル」が必要になります。

実際にTV業界に10年以上勤めていた専門職の人よりも、動画編集歴2年程度のビジネススキルが高い人の方が収入が多いといったケースもよくありました。

基本的に「元々営業やってました」「Webマーケの会社にいました」という人でない場合、スクール卒業直後の人にビジネススキルは身についていないことがほとんど。

フリーランスになってからは、高い単価の案件を獲得するためにそういったことも体得していく時間が必要になるため、スクール卒業直後の初心者がすぐに稼ぐというのは現実的に難しいでしょう。

そのため、スキルがある程度身についてきたら、営業力やWebマーケティングスキルを身につけることを視野に入れていきましょう。

スキル別、フリーランスの収入と学習時間

「スキル獲得にどれくらい学習時間がかかるの」

「どれくらい稼げるの？」

スキルを身につけるうえで学習時間や実際の年収事情は気になりますよね。

そこで、各スキルごとにリサーチした結果を以下にまとめました。

表はあくまで最低限現場にでられるレベルです。現場での案件をこなせるようになるには、上記の学習時間にプラスして500~1000時間以上の案件をこなすことを前提としてください。

上記の表を見てみると、学習時間がかかるほど、年収が高い傾向にあります。

フリーランスとして現場で活動していても強く感じるのですが、獲得難易度が高かったり、その人にしかできないような希少性の高いスキルというのは高くなりやすいです。

たとえ同じような単価感だったとしても希少性が高い方が契約が切られづらく案件が長期にわたって安定しやすいです。

実際にYouTube動画編集の業務委託をしていたときは、

フリーランスとしての希少性を上げる

「動画編集は、希少性がなく稼ぎずらいからプログラミングを学んだ方がいい？」

確かにスキル単体で見たときは、その通りなのですが、希少価値はスキルを磨く以外にも高めることができます。

例えば動画編集のディレクターやプロデューサーになるといった方法です。業界では「商流を上げる」と言ったりもします。

商流とは、サービス提供までの過程を表します。例えば、動画編集の場合以下のように①に行くにつれて商流が高いという表現をします。

1. YouTubeで成果をあげたい「発注者」
2. プロデューサー成果を上げるための企画・構成を考える「プロデューサー」
3. 動画編集者や動画品質をチェックする「ディレクター」
4. 動画素材をもらい編集する「編集者」

基本的に商流が上がるほど、希少性が上がり収入も上がりやすくなります。

また、複数のスキルを組み合わせることも効果的です。「デザイン」×「ライティング」などスキルを組み合わせることで、希少性が上がり、単価UPがしやすくなります。

このようにスキル単体ではあまり稼げない動画編集だったとしても、他のスキルを身につけたり商流を上がることで、月収50万円以上も現実的に達成が可能になります。

そのため一概にスキル単体での稼ぎやすさのみで選ばないようにしましょう。

また、稼げるからといってもプログラミングの挫折率は9割近くと、ほとんどの人がスキル習得にいたらないという現状もあるので、自分が苦ではなく続けられるスキルを選ぶことの方が需要です。どのスキルを選んだとしても説明してきた通り希少性を高めていけば、いずれ稼ぐことはできます。

2~3年で辞めてしまっては元も子もないので、自分の興味が続きそうな分野や、他のスキルに比べて行動が苦ではなく、続けられそうなスキルを身につけることがおすすめです。

卒業後の実績のつくり方3選

まずは通常の単価の案件を獲得できるように実績をつくることが大切です。

初心者におすすめの案件の獲得場所は以下の3つです。それぞれ解説していきます。

① クラウドソーシングサイトで初心者向けの案件を探す

クラウドソーシングサイトとは、仕事を依頼したい発注者と案件を獲得したい受注者をマッチングするプラットフォームです。

新規開拓の営業などではなく、発注者の募集に対して、受注者が応募するので、営業の心的ハードルも低く初心者でも始めやすいです。

有名どころだと「クラウドワークス」「ランサーズ」といったサイトが有名です。

こういったサイト内では「初心者でもいいから、費用を安く抑えたい」といった発注者のニーズなどもあるため、低単価ではありますが初心者向けの募集があります。

はじめのうちは、実績づくりと割り切って、案件を獲得していきましょう。

ただし、こういったサイトではあまり高単価の案件などが少ないため、実績が溜まってきたら他の販路を開拓することをおすすめします。

② 知人・友人など身内周りの人に頼む

もし身の回りに、美容院やサロン経営などをしている知人などがいたらお願いしてみましょう。

クラウドソーシングサイトでは、ある程度仕様の決まった募集に対して応募するかたちでしたが、今回の場合だと、全く知識のない人からヒアリングをして提案することになります。

そのため、かなり実践的なスキルを磨くことができます。

また、こういったローカルな案件というのは、Webよりも口コミや評判が広がりやすく、後の案件に繋がりやすいのも特徴です。

逆をいえば、評判も回りやすいので真摯に対応していくことをおすすめします。

③ コミュニティーに入る

月額制のオンラインサロンなどのコミュニティの人と仲良くなり仕事をもらうのもおすすめです。

最近では、デザインや動画編集などのWebスクールにコミュニティが併設されていたり、副業・フリーランス向けの人達に向けた情報発信をおこなうオンラインサロンなどがあります。

それらのコミュニティには、入会者同士で仕事を受発注できるクラウドソーシングサイトのような仕組みが用意されている場合もあります。

特徴としては、クラウドソーシングサイトでの低単価の案件やSNSで募集がされている案件と比べると良質な案件やクライアントが多い印象です。

コミュニティという特性上、報酬を支払わないなどの悪いことをしようとするとコミュニティに属せなくなるため、そういった人達が精査されています。

そのため、コミュニティのイベントに参加したりすることで、発注者と仲良くなり案件をもらうようにしましょう。