失敗しない!フリーランスWebスクールの選び方3選と注意点
「フリーランス系のスクールが沢山あって選び方がわからない」
「何を基準にスクールを選んだらいいの?」
最近では、そういったスクールの広告をSNSなどで、よく見かけることもあるかと思います。
確かに色々なスクールはあれど、どんな基準で選べばいいのかわらず、悶々としてしまいますよね。
本記事では、そんな方に向けてフリーランスのスクールを選ぶうえでの3つのポイントや、初心者によくある勘違いや注意点なども交えて解説していきます。
フリーランス歴7年、過去に100万円以上もの費用をスクールに投資をしてきた筆者が身をもって体感した、本当に重要なポイントに絞って解説するので、かなり参考になる内容になっています。
この記事を最後まで読むことで、スクールの選び方において失敗しないためには、何が大切なのか学べます。ぜひ、ご覧ください。
失敗しないスクール選びのポイント3選
ポイント①|添削回数が多いスクールを選ぶ
前提として、スキルを身につけてフリーランスとして長期間に渡り稼ぎ続けるためには、現場で求められるだけのスキルを取得する必要があります。
しかし、添削のないスクールではサポートが足らず、現場レベルでのスキル獲得までには至りません。
私も、実際にほとんど添削のないスクールに入会したことがありますが、一通り動画カリキュラムの内容通りツールの使い方を最低限覚えただけ。「できる」ではなく「知っているだけ」の状態に近いです。
そのような状態で、実際に現場に出たとしても、先方の望んでいるクオリティの成果物が出せず大量の修正がきたり、最悪の場合は納期に間に合わずクライアントへ迷惑をかけてしまう場合もあります。
また、添削がないと「自分の成果物の何ができていないのか」「どのくらいのスキルまで学習すればいいの?」など客観視できないため、進んでいる方向性が正しいのわからず、不安を抱えたまま学習を進めることになるのでモチベーションにかなりの悪影響があります。
そこで、スキルの上達に大切なのが添削が手厚いスクールを選ぶということです。
「成果物を提出」→「添削」→「成果物を提出」→「添削」
これらを繰り返すことで学習の迷いなく、確実に現場レベルのスキルが身についていきます。
添削があることで「1日考えても解決できなかった…」などの場合もすぐに解決策が見いだせます。そのため、どんどん学習を進められるので、モチベーションが落ちてしまう心配もありません。
また、現場レベルの成果物の基準を知っているプロの講師からの添削ということもあり、提出をした成果物に対して合否をしてもらうことで、現場レベルのスキルが身についたかという判断にもなります。
正直、個人的には添削回数とスキルの高さは比例していると思っているので、スクール選びの際は、添削してもらえるかという点は確実にチェックするようにしましょう。
ポイント②|講師に直接質問できる機会があるスクールを選ぶ
できるだけ講師と定例でZoomの打合せなど、直接聞ける場が設けられているスクールを選ぶことをおすすめします。
というのも、テキストだけのコミュニケーションでは伝えたいニュアンスがあまり伝わらないことが多いです。
そのため、意図してない回答が返ってきてしまったり、添削の意図がわからなかったりと、初心者にとっては、かなりのストレスになり学習に支障がでます。
実際に会話なら数分で解決できることも、チャットサポートのみだと数日から1週間かかることも。
特に初心者の場合、分からないことが多く、すべて正確に言語化できるわけではありません。
私も、Web制作のプログラミング学習の際に、講師に質問をしてきたのですが、細かいものも含めるとおよそ200~300個近い質問をしてきたと思います。
仮にそれらを全てテキストで厳密にやり取りしていたと思うと確実に挫折していたなと思います。
ポイント③|自分のタイプと相性のいいスクールを選ぶ
自分のタイプと違う講師や方針のスクールを選んでしまうと、自身の特性による向き不向きと講師の指導の方針が乖離します。
そのため、段々とアドバイスを実施するのが辛くなり結果的に続かなくなります。
講師:「ガンガン営業していきましょう!」
受講生:「わかりました。(正直、営業するのしんどい…)」
学生時代からのコミュ力を活かして、ガツガツ営業をしてきて成果を勝ち取ってきた講師。読書が好きな内向的な受講生。全くタイプの違う人からの指導だとこの例の会話のように疲弊してしまいます。
入会時には、これから申込みをする気持ちの高ぶりと、人気スクールということもあっての信頼感などで、自分のタイプのことなど忘れて申し込んでしまいがちです。
しかし、現実的に申込後に講師からのアドバイスを実施していくことになり、嫌でも自分の特性と向き合うことになります。
そのため、その講師との相性は事前に必ず確認するようにしましょう。
初心者にありがちな勘違い2選
① 目先の受講費用を考えてしまい安いスクールに申し込む
仮に「サポートの薄いスクール」と「サポートの手厚いスクール」で迷っている場合、金額差が多少あったとしても、手厚いサポートのスクールへ申し込むことをおすすめします。
仮に、手厚いスクールに入会し学習を完走させて、一度スキルを身につけてしまえば月収5~10万円ほどの稼ぎであれば現実的に達成可能です。
当初にかかった費用はすぐに回収が可能ですし、すでにスキルが身についているので、それ以降も継続して稼ぎ続けることができます。
一方、サポートの薄いスクールに申し込んでスキルが身につかなかった場合、受講費用も無駄になり、再度スキルを身につけたいと思った場合、他のスクールへ入り直す必要も出てくるため、結果的に手厚いサポートのスクールと同様の金額を払うはめになることになります。
スクール選びの際は、目先の安さに惑わされず「学習を完走させられそうか」「確実にスキルが身につくか」そういった視点で選ぶようにしましょう。
② 人気のスクールなら間違えなく自分も稼げるようになる
受講生の多い有名なスクールだからといって、必ずしも自分も結果が出るとは限りません。
「ホームページを見ると結果を出してる受講生も多いように見えるけど」
そのように思うかもしれませんが、その有名スクールに添削や直接指導などもない場合、ほとんどの人にはサポートが行き届いておらず、元々優秀な一部の受講生がだした結果を掲載しているに過ぎない場合がほとんど。
優秀な人達の特徴としては、元々営業マンで仕事取るのが得な人だったり、人並外れた行動力があったりなど、スクールのカリキュラムというよりも入会以前より持っている気質や能力の部分が大きかったりします。
有名なスクールということもあって受講生も数多いため、スクールのサポートの質の良し悪しが関係なくても、このような人達が一定数入会してきます。
そのため、大半の人達にとって、それらの口コミは参考にならず、同じような結果が出ないのは当然のことだと言えるでしょう。
運営としても入会者の数に対して、どの程度の割合の人が成果を出しているのかといったデータを公表しません。そのため、素晴らしい口コミの裏側でどれだけの人が挫折しているのか、表面上だけでは知ることができません。
「有名だから」「有名じゃないから」ということに惑わされず、自分の目的に合った手厚いサポートが受けられるスクールへ入会することをおすすめします。
大半の人には、添削付きの1対1スクールがおすすめ
スクール選びの3つのポイントを踏まえて、フリーランスとして現場で活躍できるほどのスキルを身につけたければ、大半の人には添削が手厚い1対1で直接指導が受けられるスクールがおすすめです。
正直なところ、添削なしのスクールでも、動画カリキュラム通り制作したポートフォリオをクライアントに提示して営業をかけることで、初心者向けの案件の獲得は可能。その後、良いクライアントに巡り合えれば、そこでスキルを磨いていきフリーランスとして活躍していくといった方法もあります。
ですがこの方法だと、現場レベルでのスキルが身についていない状態で案件を獲得することになるので、納品物のクオリティや、納期の面で、クライントに迷惑をかけてしまったり、大量の修正がきてしまうことで精神的に疲弊してしまうことが多いです。
また、案件によっては、そういった初心者の段階でも熱心に添削をしてくれるクライアントやディレクターの方もいるのですが、大半の場合は何も言わずに契約を切られることになるだけなので何がダメなのかわからず、スキルアップに繋がらないことが多いです。
フリーランスとして10年以上もの長期で活動していくのにも関わらず、序盤に作業自体に嫌悪感を抱いてしまい、作業を止めてしまえば元も子もないので、こういった方法は個人的にはあまりお勧めはしません。
そのため、大抵の人にとっては1対1スクールで、最低限の現場レベルまでスキルを高め、後は案件をこなしつつ、さらにスキルを磨いていくことをおすすめします。
ちなみに、「まだ向いているかわからない」「とりあえずどんな感じか知りたい」といった段階の人は、YouTubeなどの無料動画や数千円~数万円ほどの安価のスクールや教材を購入して最低限の投資で学んでいくのでも構いません。
まずは、無料カウンセリングへ申し込もう
大抵のスクールでは無料のカウンセリングや体験授業などが設けられています。どれが自分に合うか色々参加して確認してみましょう。
そうすることで、「こっちのスクールの方が価値観が合うな」「熱心に指導してくれそうだな」など、表面上の比較だけでは、わからなかった情報が得られるので、より良いスクールを選ぶことができます。
また最近では、プロのデザイナーやプログラマーなどに気軽に相談ができる「ココナラ」や「タイムチケット」といったプラットフォームなどもあるので、そちらを活用するのもおすすめです。
無料カウンセリングといっても、スクール側としては基本的に入会してもらうことが目的なので、過度にスキルを身につける良さを語るなど、情報に偏りが出てしまうことが多いです。そのため、こういったプラットフォームを活用し、関係のない第三者の冷静な意見を参考にすることで、より賢明な選択をすることができるでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました、今回の記事を参考にしていただき、起業への一歩を踏み出しましょう。